最近よく聞くのサスティナブルとは?北欧の持続性への取り組み方

これからを考えるサステイナブルという言葉。

最近よく聞くのサスティナブルとは?北欧の持続性への取り組み方

「サスティナブル」という言葉はよく聞くけれど、実際にその言葉の規模を把握している人は少ない。例えば、一回しか使えないストローやビニール袋を使わないなど、毎日の生活に少しずつ取り入れる環境保護への配慮をした習慣はサステイナブルといえるだろう。‌‌

しかし、ビニール袋を生産する側はどうだろう?注目の的となっているビニール袋だけではない。例えばその中のお急ぎ宅配サービスも、トラックに荷物が半分以上詰め込まれてない状態で配送することになり、一回の配達にあたるCO2 の排出量は通常の十倍にもなる。‌‌

需要と供給により成り立つビジネス。無料でもらえる便利なサービスも環境的なコストは計り知れない。‌‌‌‌著者は2015年から海外に住み、東京での生活の便利さを身に染みると共に、その環境への影響も考えさせられた。例えば、北欧の国々は日本よりずっと前に有料のビニール袋をスーパーで取り入れていた。日本も数年後ビニール袋を有料にしたが、そのビニール袋でも大きな違いがあった。‌‌‌‌その違いとは、ビニール袋の値段と質。御覧の通り、プラスチック製は変わらないが、日本で洋服や靴を購入した時にもらえるようなしっかりした作り。サイズも日本で一般的にスーパーで見かけるものよりも一回り大きい。そして、このプラスチックは100%再利用のプラスチックでできている。値段も一袋数十円。

この値段設定と質だからこそ、消費者側も何度も使う袋となるのだ。これこそ消費者と企業が一段となって持続性を気付いているビジネスモデルの一つだと著者は考える。‌‌配送も同じように、デンマークの市民は自宅に直接郵便物を届けてもらうのではなく、自宅に一番近い郵便局に送るのが主流だ。



日本のようにピンポンがない家も少なくはない。だからこそ、配達用のトラックが郵便局を行き来し、消費者はメールで郵便局から荷物の到着が知らせて取りにいく。日本のように24時間受付のコンビニに送るシステムはあえて存在していないような気がする。

消費者だけではなく、企業側がサステイナビリティを積極的に取り組み、消費者の意識や生活習慣を少しずつ変えていくのが北欧流ともいえるのかもしれない。